A nomansland exists in between cultures, This idea stemmed from my experience of living between two cultures. Marginal people who live in the nomansland need constantly to renegotiate one's space between conflicting systems. That is a difficult situation. However I feel a threshold to a utopia is hidden here. Becasuse the rules that seemed unshakable in the center of a culture lose power in this frontier, and that makes the impossibles within a cultural framework possible, at a risk to lose oneself in an unbearable sense of dislocation. My work explores such nomansland, I dissolve familiar space in order to reconstruct the world, contemplating an ambiguous open ended potential in the act of shifting boundaries.

 文化と文化の間には所有者のない中間地帯「ノーマンズランド」が存在する。 この考えは私の2つの文化の間に生きる経験から生まれたものである。 ノーマンズランドに住むのは2つの文化に属しながらどちらにも完全には同化していない境界的な人間であり、 彼らは自分の居場所を確保するために矛盾する複数の文化的社会的秩序と不断の交渉を続けなくてはならない。 それは困難な状況である。 しかしその中にこそユートピアへの入り口が隠されているのではないかと私は思う。 ノーマンズランドという境界世界では各文化の中心にあっては揺るぎない支配法則も力をなくし、 耐え難い混乱に陥る危険と引換えにではあるが、既成の文化の枠組みでは不可能なことが可能になるからである。 このようなノーマンズランドを探検することが現在の私の制作である。 私は境界を変更するという行為の中にある両義的で開かれた可能性について考え、 世界を再構築するために見慣れた空間を分解する。